中学受験の為の塾選び

中学校から受験させる場合、どちらかと言えば子供の意志よりも親の意志であるケースが少なくありません。そのため、受験の当事者である子供の勉強に対する意欲を高める事が大切になります。つまり、勉強が面白いと思えるようになる事が大切なので、点数が取れなくても叱らない、問題が解けたら褒めてくれて、子供をやる気にさせてくれる講師がいる塾を選ぶ事が大切になります。もちろん意欲の有る無しだけで合格できるほど中学受験は甘くありません。難関校になれば当然、相応の学力が必要になります。その為、遅くとも3~5年生で勉強に対する意欲と習慣を身に付けさせ、5~6年生では志望校に応じたクラス分けがされている塾を選ぶと良いでしょう。

高校受験の為の塾の選び方

中学受験と比べ、高校受験は子供本人の意思がかなりはっきりしてきます。子供によっては、将来どういう道に進みたいのか具体的に考えている子もいます。例えば高専に進みたいと思っている子供には、理数系に特化した塾に通わせると良いでしょう。ただし、基本的には高校受験の段階では5教科の基礎学力をバランス良く高めた方が、その後の進路選択に幅を持たせることができます。その為、1人の講師が5教科全てを教える塾より教科別に専門の講師が指導する塾の方が良いと言えます。また、学力に応じたクラス分けがなされているのは当然ですが、クラスの入れ替えを適宜対応してくれる塾を選ぶのも大切です。中学生では部活の引退など、ちょっとした環境の変化から、急激に学力が向上する子供も少なくないからです。